導入事例2.0を目指して

2016年もそろそろ終わろうとしていますが、振り返ると今年も100本近くの導入事例取材の仕事をさせていただきました。ディレクター5名で回していますので、平均すれば一人20本、月に2本ペースで取材をディレクションしたことになります。

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導入事例制作は一般的なサービスへ

特長的なのは2016年秋以降、ウェブからの事例制作お問い合わせ(直接のお問い合わせ)を結構なペースでいただいていることです。

お問い合わせいただくお客様の温度感にもよりますが、中には問い合わせから取材まで、1カ月足らずでスピーディに進むプロジェクトもあります。仮説としては導入事例制作は「1つの一般的なサービス」として認知が高まっているのではないでしょうか?

それはありがたいことですが、リスクもあります。「品質が担保されているのは当然」と思われているからこそ、事例取材のアウトソーシング先をGoogleで探して、ポンと依頼される訳で、その期待に応えるのはもちろん、同様の事例制作サービスを提供している他社との差別化がより一層求められます。

単純にコストを下げるだけでは、競争力強化にはつながらず、2017年、アーキテクチャーでは、一層の「事例制作業務の標準化」により、「品質とコストのバランスポイント」をワンランク上げることを目指します。

例えば事例のテンプレートデザインをあらかじめ用意しておき、それを利用する場合はイニシャルコストを下げる、あるいは、オリエン専用の事例ヒアリングシートを用意し、事前にお客様に記入いただくことで、制作リードタイムを短縮する、などの工夫です。

これまで社内ではディレクターごとにきめ細かな工夫を重ねてきましたが、2017年はそれらの知見を精査・統合し、アーキテクチャー全社標準としての、そしてお客様にとっても最適化された事例制作スキームを再構築します。

お客様が安心して事例制作をアウトソースできる体制を

また、通年で事例制作を担当させていただいているお客様には、アーキテクチャーからの提案として、年間を通しての「取材計画案」「事例を2次活用したコンテンツ運用案」などを作成し、積極的にお客様のマーケティング戦略に関わっていきます。

2017年のアーキテクチャーのコンセプトは「コンテンツのマネジメント・サービスの提供」です。BtoB企業の営業支援・販促活動において重要なコンテンツである導入事例制作を通して、私たちはお客様を支援していきます。