「人間嫌いの孤独嫌い」
酒好きには「人間嫌いの孤独嫌い」なんていうタイプが多いんじゃないでしょうか。相反した性格を酒の力を借りて弁証法的統一(笑)。普段は何事にも控えめで大人しいのに酒の場では雄弁かつ快活な人。こんな人結構いますよね。
私が住んでいる地元の飲み屋の常連さんにも典型的な方がいます。お店に小さく入って大きく帰る。普段は耳に集中しないと何を言ってるのかよくわからないほどか細い声。しかしながらある一定の酒量(量りで計ったように)で人格が変貌します。
ただこの方、少々うるさいのですが明るい飲み方で皆に愛されてますが。「二重人格」「多重人格」なんて言葉がありますが、モノラルな性格の人がもし存在したとすれば不思議な感覚におそわれるんじゃないでしょうかね。機械みたいで。多面性があるから悩む。悩むから少々、酒を飲む。別人格の統合。
今、会社近くのガード下の飲み屋で飲んでます。周りではいろんな方が楽しくやってます。仕事も性格も家庭の事情もそれぞれ。
ただ、「酒は同居している各人格の調和役」。