現在国内で様々な実証実験が進んでいる5G。総務省も工場など特定エリアでの活用を図る「ローカル5G」を念頭に補助金70億円を20年度の概算要求に盛り込みました。
( https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48930460T20C19A8EA3000/ )
2020年はIT導入事例においても5Gが関係するものが多くなると予想されます。5Gは、ネットワークやセキュリティ、クラウドと並列で語られるものではなく、それらを覆う(あるいは底上げする)レイヤーのテクノロジーです。
既存Wi-Fiを超える性能を発揮する5Gによるネットワーク構築、100万台の同時接続が可能な5Gのモバイルセキュリティ対策、建設機械やドローン、車載カメラなどからの高速大容量転送を集約するクラウドシステムなど、あらゆるITが、5Gでブーストされる可能性を秘めています。
また、社会産業では、モバイル通信分野はもちろん、医療、金融、製造業、流通業、交通機関など、5G活用可能性が「ない」分野を探す方が難しいでしょう。
5Gは、新たなサービサー(プラットフォーマー)を生む市場となり、同時に基地局をはじめとする様々なハードウェア、ソフトウェアメーカーのデバイス市場の活性化につながります。
( https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48871080S9A820C1EN2000/ )
アーキテクチャーでは、ビジネス革新(デジタルトランスフォーメーション)と、デバイス革新の両面から、5G導入事例の取材制作に、注力していきます。
今後は実証実験(PoC)から実用サービスに向かう取り組み、それを取材する依頼が増えることに備え、5Gに関する、取材の視点からの勉強会や、ライター向けセミナーを2020年1月に実施予定です。