オンライン取材で課題となるのがインタビュー対象者の写真をどうするか? ということですね。ここでは具体的なパターンを上げながら解説します。想定するのはインタビュー対象者が2~3拠点から参加しているオンライン取材です。
結論から先に書きます。
<オンライン取材で撮影はこうする>
- 取材対象者に自撮りの写真データを送ってもらう
- Webミーティングの画面をそのままキャプチャして使う
- 後日プロカメラマンを派遣して撮影する
- その他の方法
「取材対象者に自撮りの写真データを送ってもらう」
これがオーソドックスかと思います。特に最近のスマホは「ポートレートモード」などもあり、非常にクリアな写真が撮影できます。取材後に、取材対象者様からデータを送ってもらいましょう。
「Webミーティングの画面をそのままキャプチャして使う」
ニュース系のメディアでよくみられる手法です。ZOOMなどで相手を全画面表示にし、その画面キャプチャーを記事に使います。手軽ですが、取材中にちゃんとしたキャプチャーを撮るのは難しいので、取材終了後に「Webカメラ目線で笑顔でお願いします」とリクエストして、いわゆる「スクショタイム」を確保しましょう。ただし、取材対象者が1拠点に複数名いる場合は厳しいです。
「後日プロカメラマンを派遣して撮影する」
ケースによると思いますが「社長インタビューなので写真はちゃんとしたい」「工場内の現場の写真も事例に入れたい」などの場合、オンライン取材とは別でカメラマンを派遣し、後日(あるいは同日)撮影する方法です。もう少しコロナの影響が収まれば、可能な方法ですね。遠方取材の場合もカメラマンだけが現地に行けばよいので、交通費の節約にもなります。ただし、「撮影写真をその場ですぐ確認する」のが難しいので、信頼できるカメラマンを派遣したいところです。
その他の方法
著名人や役員クラスの方なら大抵ご自身の宣材写真(プロフィール用の顔写真)を持っています。単独インタビューならそうした「ありもののデータ」を借りるのもよいでしょう。
また、事例内容が工場や工事現場などなら、「その人が写っている現場写真」で代用するのもリアリティがあってお薦めです。
いかがだったでしょうか? 写真を背景に大きく使いたい場合はカメラマン派遣が必須だと思いますが、それ以外ならオンライン取材でも撮影データはなんとかなるものです。ぜひお試しください。
アーキテクチャーでは、オンライン取材サービスを4月から提供中です。お気軽にご相談ください。