「常連マーケティング」というニューノーマル

コロナ禍の中、当社も完全にテレワークに移行しました。「いつまで」ということではなく、完全テレワークが基軸になると思います。幸い、各ディレクターが営業から制作納品までを一貫して行える体制でしたので、定期的なZOOMミーティングさえあれば、むしろ全体的な生産性は上がりました。その中で考えるのが、業種業界を問わず、ニューノーマルの中での企業の生き残り戦略の原則です。その1つとして「常連マーケティング」があると考えています。

コロナで通勤が自粛される中、地元の飲み屋が夕方からにぎわう(と言っても控えめですが)という現象が起こっています。都心の大箱の居酒屋チェーンが瀕死の中、地元の小さな居酒屋は、それなりに客足が戻っています。

重要なキーワードは「常連」です。その店に100人の常連がいれば、ある程度の財務基盤が確保できるでしょう。このことは、飲食以外のあらゆる業種にとって重要な戦略だと考えます。コロナ禍の中、対面営業がやりづらくなりました。ではどうやって顧客を開拓したり、顧客とつながり続けたりすればいいでしょうか。

どんな小さな会社にも「顧客リスト」はあります。エクセルになっていないとしても「名刺の束」はあるでしょう。真っ先にやるべきことはただ一つ、顧客リストのデータ化と、定期的な自社からの情報発信です。

お店として美味しい料理(製品・サービス)を提供するのは当たり前です。重要なのは顧客に「忘れられないこと」そして「あの店は自分を気にかけてくれている」と感じさせることです。データでつながる方法はいくらでもあります。FacebookなどのSNS、ブログ更新、自社サイトのコンテンツ拡充など。中でもぜひお薦めしたいのが、0円で始められるメールマーケティングです。

当社ではZOHO キャンペーンというソリューションを使って顧客に定期的にDMを配信しています。なんとこのソリューション、配信2000名までは完全無料なのです。本当に。それでいて開封率やクリック率、顧客のスコアリングなど必要な機能は全部使えます。「やっておいて損はない」と思いませんか?

(アーキテクチャーで活用中のZOHOメールマーケティング分析画面)

これからの社会は、特に中小企業にとっては自社の周りの小さな経済圏で足場を固める「マイクロエコノミー」を起点に、横展開や投資を図っていくようになると思います。その足場固めに必要なのが「自社の常連」です。なんとなく「お得意さん」と思っている顧客以外にも「意外とお得意さんだった」という潜在顧客もいるはずです。

現代は、高機能なマーケティングツールが驚くほど低コストで活用できます。まずは自社の顧客をしっかりデータ化しておくこと。そのうえで、適切なタイミングで「攻めのキャンペーン」を打てばよいのです。その準備だけは、今すぐにしておくべきだと考えます。