5Gのパワーワード「MEC」(メック)

「MEC」は「Mobile Edge Computing」の略である。おそらく「メック」と読む。中央集権型のクラウドから脱却し、よりビジネスフィールド(あるいはライフスタイルフィールド)に近い場所で、5G網の特性(超低遅延・超高速)を活かしたハイパワー処理を行う仕組みだ。

メリットとしては、処理を特定エリア単位で完結させられるので、クラウド全体のデータトラフィックを削減できるほか、これまではローカルで自前の高価なサーバーを構築しなければ実行できなかった処理を、共有のMECプラットフォーム上で実行できることがある。

企業や研究機関・大学にとっては、ハイパフォーマンスコンピューティングをより手軽に利用できるほか、5Gの恩恵により、場所を問わないユースケースが可能になる。例えば、学術研究において、キャンパス全体をMECエリアで覆い、個々の研究室のみならず、学内のカフェでも、芝生の上で寝ころびながらでも、高度な処理をリアルタイムに行えるようにする、といった使い方だ。

「MEC」については楽天が以下のようなリリースを発表するなど、業界全体で注目が集まっている。MEC用のサーバー需要や、MECプラットフォームで稼働する完全仮想化ワイヤレスネットワークのソリューションなど、5G時代ならではの市場拡大が期待されている。

引用ー楽天が狙う「5G×MEC革命」 エッジコンピューティングを全国展開
https://businessnetwork.jp/Detail/tabid/65/artid/7053/Default.aspx

導入事例としては、MECそのものの構築事例もあるだろうが、有望なのはMECプラットフォームを基盤としたビジネス創造事例だと思う。昨日すすきので夜中に超絶美味しいラーメンを食べてしまったので筆が進まないが、直感として「MEC(メック)」は5Gのパワーワードになると確信している。